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心が躍る瞬間

by Yuko

空想好きの少女が、大人になって出逢えた。

精油1人ひとりの個性的な香り。

初めてそんな風に考えたのは、植物療法の授業がきっかけだった。

香りから想像する、正解のない世界。

目を閉じて香りと向き合うと、一瞬で引き込まれていく…

息を吸い込むと同時に幕が開け、物語が始まる。

色白で腰のあたりまで伸びた髪は、触りたくなるくらいにサラサラな金髪の女の子。

パッキン前髪が印象的で、手足が長く華奢で優しい印象に感じる。

膝丈くらいの白いワンピースに、裸足で草原に立っている。時折、風が吹き髪がなびく。

何も言わずにこっちをみて微笑んでいる姿は、みているだけで安心する。

子供でもない大人でもない、でも落ち着いた雰囲気のカモミールローマンは、17歳くらいかな?!

次々と他の精油たちも人物像…背景を考えていく…

もうワクワクして、楽しいがとまらない。

”感性を生かして、お仕事にしたい!” と思っていたら、考えもしなかった調香師という職業に辿り着いた。

今まで何がしたいのかずっと探求してきて、やっと見つけたと思った。

喜んで泣くこともあるんだ。

もしかしたら初めての体験だったかも知れない。

心の奥から熱いものが込み上げてきて、気がついたら涙を流していた。

あの時の喜びは今でも忘れない。

振り返ってみると、幼少の頃から◯◯ごっこという名の遊びが好きだった。

大人になるとデザインすることに興味を持ち、想像して考える時間が楽しかった。

でもどの分野で活躍したいのかが、わからなかった。

やっぱり時間がかかっても、興味のあること・好きなことに挑戦していくことは大切だと思う。

空想から始まって創造につながることもある…。

人生は未知で、無限に可能性が溢れているから面白い。

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